SAKAI|平家物語|境をめぐるインスタレーション構想

SAKAIシリーズは、盛典による平家物語を主題とした長期的なインスタレーション計画です。盛典自身が素材や空間構造の異なるインスタレーションを制作し、その内部で平曲を語ることで作品は完成します。さまざまな場所、さまざまな形で「諸行無常」の境へご一緒しましょう。
平曲を元に構成された物語・演奏会などを「演目」と表示しています。
▶演目一覧はこちら
インスタレーション作品・映像・ノートなどを「作品」と表示しています。
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SAKAI-00
NONE ― 裸の場 / The Bare Chamber
“何もない”こと。会場の地肌そのものを響かせ、空間を「裸の場」として提示する。

SAKAI-01
MAKI ― 展かれる物語 / Unfolding Story
反物を吊り、巻物が開かれるように物語の場面を空間に展開する。
- 素材:反物・紐
- 象徴性:物語の展開/歴史の織り/栄枯盛衰
- 関連演目|終わりの六代
- 終わりの六代特集ページ
- 終わりの六代インスタレーションノート
- 背景となる物語(現代語訳)
- 関連作品|KAJIWARA25
- KAJIWARA25インスタレーションノート
- 背景となる物語(現代語訳)

SAKAI-02
VINYL ― 境界の膜 / Membranes at Random
透明なビニール膜により生まれる偶発的な透過・遮断。膜による命の境界。

SAKAI-03
TAGGING ― 言葉の痕跡 / Traces of Voices
物語の一節をポリエチレンシートに手書きし、声の痕跡や語りの軌跡を空間に刻む。
- 素材:ポリエチレンシート、油性マーカー
- 象徴性:声の痕跡/言葉の軌跡/人物の印
- 関連作品|SAKARO25
- SAKARO25インスタレーションノート
- 背景となる物語(現代語訳)
- 関連作品|GIONSHOJA25
- GIONSHOJA25インスタレーションノート
- 背景となる物語(現代語訳)
- 嗣信最期
- 那須与市
- 弓流

SAKAI-04
SEA ― 波の布景 / Clothwaves
海原のような揺らぎを生む布のうねり。記憶や心の波、終末の象徴。

SAKAI-05
LIGHT ― 閃きの影 / Shadows of Light
対象物への投光によって描かれる光と影。忘却のあわいを描く。
