2024/10/29 【演奏会】平家琵琶で聞く平家物語|最期の海、壇ノ浦。

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2024年10月29日(火)
11:00~12:00
料金:2200円
定員:6名
演目:平家物語巻第十一より「壇浦合戦」「遠矢」「先帝御入水」「能登殿最期」「内侍所都入」

このページは2024年10月29日(火)開催の案内ページです。
11月26日(火)はこちらをご覧ください。
https://morinorijapan.com/lecture-and-performance/20241126

『平家琵琶で聞く平家物語|最期の海、壇ノ浦。』は「神奈川文化プログラム認証」および「かながわ県民文化祭参加プログラム」です。

【この演奏会について】
鎌倉の古民家で平曲(平家琵琶の伴奏で『平家物語』を語るもの)を、一部現代語訳と共にお聞きいただく小さな演奏会です。素朴な平家琵琶の音色と語りの声、季節ごとに終わりと始まりが交差する草花、部屋のすぐ横を通り過ぎる江ノ電。この場所で感じる様々な命の躍動を、800年前に合戦をした人々の命の躍動に重ね合わせます。

【最期の海、壇ノ浦。】
あの日の景色。あの時の声。今は見えないざわめきを集めて語る最期の海、壇ノ浦。

平家物語巻第十一「壇浦合戦」
壇ノ浦では、源氏と平家が天にも地にも響き渡るほどの鬨の声を上げました。平知盛は舟の甲板に立ち、「天竺・震旦にも我が日本にも並びなき名将・勇士といえども、運命が尽きればどうしようもない。しかし名は惜しい。命をいつのために惜しむのか。軍は今日限りだ」と兵たちを鼓舞します。

平家物語巻第十一「遠矢」
源氏の和田小太郎義盛が平家の勢力に向かって次々に矢を放ちます。船に刺さった矢を平家方の仁井紀四郎親清が射返しました。源平の兵たちは命も惜しまず攻め戦いましたが、源氏は安徳天皇と三種の神器があるため手が出せません。すると、白雲のようなものが空に漂ってきました。

平家物語巻第十一「先帝御入水」
平家の舟を源氏が次々と制圧していきます。平知盛は最期を感じ、御座舟の掃除を始めました。二位尼は「私は女であっても、敵の手にはかかりません。帝のお供に参ります」と言い、安徳天皇を抱いて海に進みます。

平家物語巻第十一「能登殿最期」
能登守教経は義経の顔を知らなかったため、立派な甲冑をまとった武者に次々と攻撃を仕掛けます。幸運にも義経の舟に乗り込みますが、義経は味方の舟に飛び移ってしまいました。教経は追うことができず、武器や兜を海に捨て「我こそはと思う者はここに来て、おれと組み合って生け捕りにしろ」と両手を広げます。

平家物語巻第十一「内侍所都入」
軍の終わり。海上には赤旗や赤印が切り捨てられ、まるで龍田川の紅葉が嵐で吹き散らされたように。白波は薄紅に染まります。

【開催概要】
日程:2024年10月29日(火)
時間:11:00~12:00  開場10:40
定員:6名
演目:平家物語巻第十一より「壇浦合戦」「遠矢」「先帝御入水」「能登殿最期」「内侍所都入」
タイプ:演奏会(冒頭に短い現代語訳解説後、演奏を聞く。)
料金:2200円(税込)
お支払い:事前決済(予約サイトにてクレジットカード決済)
お申込み期限:2024年10月28日(月)
お申込みはこちら:7月下旬受付開始

この演奏会は予約制です。申し訳ございませんが、前日までにお申込みいただいていない場合は、当日会場にお越しいただいてもご入場いただけません。また、演奏の品質とお客様の体験のため開演後のご入場はお断りしています。何卒ご了承ください。

【会場】
Garden & Space くるくる
鎌倉市由比ガ浜2-7-12 江ノ電和田塚駅徒歩3分

江ノ電和田塚からの行き方を写真付きでご紹介します
https://morinorijapan.com/announcements/garden-and-space-kurukuru-accece
ガーデン&スペースくるくる
https://kurukuru2014.jimdofree.com/
会場へのアクセス
https://kurukuru2014.jimdofree.com/access/

【お願い】
プライバシー保護のため、写真や動画撮影・録音はお断りしております。何卒ご了承ください。
台風や交通事情などで中止の場合は前日までにご連絡いたします。
会場のお庭は様々な草花が生息しています。優しくお過ごしください。