【次回の演奏会】11月26日(火)「最期の海、壇ノ浦。」▶

特集


おかげさまをもちまして
2024年の公演は終了いたしました
2025年の公演が決まりましたら
こちらでお知らせいたします



木曽義仲は振り返る
平家琵琶で聞く平家物語
巻第九「木曽最期」



あの女が、あの男が強いことを
私は誰よりも知っている。

あの時振り返ってしまった木曽義仲の
あの時を振り返る木曽義仲の物語

※音量にご注意ください
木曽義仲は振り返る|冒頭
平曲「木曽最期」
時間:5分33秒
録音:2024年5月14日
「木曽義仲は振り返る」冒頭のリハーサル音声。会場の音をそのままにしているため、お聞き苦しい箇所があります。何卒ご了承ください。

※音量にご注意ください
木曽義仲は振り返る|平曲『木曽最期』
時間:4分43秒
録音:2024年7月30日 本番
会場の音をそのままにしているため、お聞き苦しい箇所があります。

音声内容
「遠からん人は音にも聞け、近くは目にも見給へ。木曽殿の乳母子に今井四郎兼平とて生年三十三に罷り成る、さる者ありとは鎌倉殿までも知ろし召されたるらんぞ。兼平討つて兵衛佐殿の御見参に入れやとて、射残したる八筋の矢を差し詰め引き詰め散々に射る。死生は知らず矢庭に敵八騎射落し、その後太刀を抜いて斬つて廻るに面を合はする者ぞなき。ただ射取れや射取れとて差し詰め引き詰め散々に射けれども、鎧よければ裏かかず、あきまを射ねば手も負はず。」


【この演奏会について】
平家物語巻第九「木曽最期」の平曲(平家琵琶の伴奏で平家物語を語るもの)を聞く小さな演奏会です。平家物語の全部を知らなくても、歴史に詳しくなくても大丈夫です。勉強会ではありませんのでお気軽にご参加ください。通常の演奏会では現代語訳と語りを交互に行っていますが、「木曽最期」は分かりやすいため口頭の現代語訳を控え、なるべく平曲そのものを聞いていただく時間を長く予定しています。昔の言葉遣いややりとりを表現する音を体感していただければと考えていますが、物語が分からなすぎてもいけませんので、現代語訳のプリントを用意する予定です。手元で時々確認しながら演奏を聞いていただければと思います(変更の可能性もありますので、ご了承ください)。

木曽義仲は振り返る|平家琵琶で聞く平家物語|巻第九「木曽最期」は神奈川県による神奈川文化プログラム認証を受けています。


「木曽最期」背景
信濃国で挙兵した木曽義仲は平家を都から追放しましたが、都での評判は芳しくありませんでした。義仲やその軍を疎ましく思う人々が多かったため、源頼朝は義経と範頼を派遣し、義仲を追い詰めていきます。

平家物語巻第九「木曽最期」あらすじ
最後の五騎にまで追い詰められた木曽義仲。義仲は女武者の巴に早く逃げるよう強く言いますが、巴は立ち去りません。そこに御田八郎師重が現れ、巴は最後の奮戦を見せます。その後、義仲の側に残ったのは今井四郎兼平。義仲はともに討ち死にしようとしますが、兼平は涙ながらに義仲に松原へ向かうよう促します。松原へ向かう義仲を背に、兼平の最期の戦いが始まります。義仲が自害するまでのわずかな時間を稼ぐため、兼平はただひとり名乗りを上げ、矢を放つのでした。

あらすじ全文・平曲「木曽最期」の流れはこちら
https://morinorijapan.com/tale-of-the-heike/kisosaigo



【開催日時】※終了いたしました
木曽義仲は振り返る|平家琵琶で聞く平家物語|巻第九「木曽最期」
日程:2024年6月25日(火)、7月30日(火)
時間:11:00~12:00  開場10:40
定員:6名
演目:平家物語巻第九「木曽最期」
タイプ:現代語訳と語り(現代語訳を入れながら平家琵琶の演奏と語り)
料金:2200円(税込)

【場所】
Garden & Space くるくる
鎌倉市由比ガ浜2-7-12 江ノ電和田塚駅徒歩3分
江ノ電和田塚からの行き方を写真付きでご紹介します
https://morinorijapan.com/announcements/garden-and-space-kurukuru-accece
ガーデン&スペースくるくる
https://kurukuru2014.jimdofree.com/
会場へのアクセス
https://kurukuru2014.jimdofree.com/access/


【お願い】
この演奏会は予約制です。申し訳ございませんが、前日までにお申込みいただいていない場合は、当日会場にお越しいただいてもご入場いただけません。また、演奏の品質とお客様の体験のため開演後のご入場はお断りしています。何卒ご了承ください。