開催報告はこちらhttps://morinorijapan.com/concerts/garden-and-space-kurukuru-240326
【この演奏会について】
平家琵琶で聞く平家物語@Garden & Space くるくる。この会場では主に軍や合戦の荒々しい様子が描かれている平家物語を現代語訳と聞いていただく小さな演奏会を行っています。お庭は季節ごとに終わりと始まりが交差します。部屋のすぐ横を江ノ電が通過します。この建物で感じる様々な命の躍動。そこに800年前に合戦をした人たちの命の躍動を重ねていく。現代と過去の交差、終わりと始まりの交差。そのひと時をこの場所で感じていただけたらと思っています。おひとりさまの参加大歓迎です。
【今回の演目あらすじ】
平家物語巻第九「敦盛最期(あつもりさいご)」
源氏の武士、熊谷次郎直実は、一の谷の戦いで敗北し、逃れようとする平家の貴族たちを追いかけて海岸へと向かいました。そこで彼は、豪華な武具を身につけた若武者と遭遇します。熊谷は彼を捕らえることに成功しますが、その若武者が自分の息子と同じくらいの年齢であることに気付きます。熊谷は彼に同情し、その命を救いたいと考えますが、若武者はこれを拒否。背後から迫る味方の手に掛かるよりはと、熊谷は葛藤しながら刀を握るのでした。
敦盛の最期現代語訳あらすじ
前編はこちら
https://morinorijapan.com/tale-of-the-heike/atsumori-saigo-part1
後編はこちら
https://morinorijapan.com/tale-of-the-heike/atsumori-saigo-part2