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鎌倉で平家物語を聞いてみませんか?2024年6月25日、7月30日平日の昼間に行う小さな演奏会、木曽義仲は振り返る|平家琵琶で聞く平家物語|巻第九「木曽最期」のご案内です。この演奏会は神奈川県による神奈川文化プログラムに認証されています。
場所は鎌倉駅から徒歩10分、江ノ電和田塚駅から徒歩3分程のところにあるGarden&Spaceくるくる。季節ごとに様々な植物が表情を見せてくれる素敵な場所です。今の季節はエントランスが緑のトンネルのようになっています。足元のタイルに沿って進むと建物が二つ、手前は茶房空花さん。その奥の建物が会場になります。植物たちに囲まれているので季節柄虫たちもいます。虫よけ対策をしてお越しください。
演奏会の定員は6名なので、ゆったりとお座りいただけます。私の演奏場所は窓側、皆さんは私越しにお庭が見える形。ここで平曲(平家琵琶の伴奏で平家物語を語るもの)の平家物語巻第九「木曽(木曾)最期」を語ります。
信濃国で挙兵した木曽義仲は平家を都から追放しますが、都での評判が思わしくありません。義仲や義仲軍を疎ましく思う人たちが大勢いました。そこで源頼朝は義経・範頼を派遣して義仲を追い詰めていきます。
平家物語巻第九「木曽最期」あらすじ
最後の五騎にまで追い詰められた木曽義仲。義仲は残っていた女武者・巴に早く逃げろと強く言います。それでも立ち去らない巴。そこに現れた御田八郎師重を相手に巴は最後の軍を披露します。その後義仲の側に残ったのは今井四郎兼平。ともに討ち死にしようと言う義仲に兼平は涙を流しながら松原へ向かうように言いました。松原へ向かう義仲を背に兼平の最期の軍が始まります。義仲が自害するまでのわずかな時間を稼ぐ。兼平はただひとり名乗りを上げて矢をつがえます。
平家物語を全部知らなくても、歴史に詳しくなくても全然構いません。勉強会ではありませんのでお気軽にお申込みくださいね。愛する男のために命を懸けた女や男が居た。それだけ知っていれば十分です。
普段の演奏会では現代語訳と語りを交互にしているんですが、今回はなるべく減らそうと思っています。現代語訳の方を。というのも平曲の木曽最期は物語が分かりやすいんですね。昔の言葉遣いで繰り広げられるやりとりや言葉遣いを表現する音を長く体感していただけたらと思っています。とは言っても物語が分からなすぎてもいけないので、プリントで現代語訳を用意する予定です。お手元で時々見ながら演奏を聞いていただく形はどうかなと思っています(変更する場合もありますので何卒ご了承ください)。
【開催概要】
木曽義仲は振り返る|平家琵琶で聞く平家物語|巻第九「木曽最期」
日程:2024年6月25日(火)、7月30日(火)
時間:11:00~12:00 開場10:40
定員:6名
演目:平家物語巻第九「木曽最期」
タイプ:現代語訳と語り(現代語訳を入れながら平家琵琶の演奏と語り)
料金:2200円(税込)
お支払い:事前決済(予約サイトにてクレジットカード決済)
6月25日のお申込みはこちら:終了いたしました
7月30日のお申込みはこちら:終了いたしました
場所
Garden & Space くるくる
鎌倉市由比ガ浜2-7-12 江ノ電和田塚駅徒歩3分
江ノ電和田塚からの行き方を写真付きでご紹介します
https://morinorijapan.com/shows/garden-and-space-kurukuru-accece
ガーデン&スペースくるくる
https://kurukuru2014.jimdofree.com/
会場へのアクセス
https://kurukuru2014.jimdofree.com/access/
あの時振り返ってしまった木曽義仲の、あの時のことを振り返る木曽義仲の物語。平家琵琶の伴奏で聞いてみませんか?会場でお待ちしています。
▼少し聞いてみませんか?
※音量にご注意ください※
木曽義仲は振り返る|冒頭
音声のみ5分33秒