2024年4月30日(火)11時から、平家琵琶で聞く平家物語@Garden&Spaceくるくる、平家物語の中の梶原一族を行いました。参加してくださった皆さんありがとうございました。
今日の入り口。色とりどりの緑がまるでトンネルのようです。
入り口の左手にトケイソウが居ました。
足元にクスダマツメグサ。ビールのホップみたいで可愛い。
ゲンペイコギク(源平小菊)が居ました。咲き始めが白でそこから赤になっていくところから源平の旗に例えられているのだとか。どちらの色も好き!
建物の入り口はこんな雰囲気でした。オーナーさんが蚊取り線香を焚いてくれていますが、気になる方は対策をしてお越しください。
私の位置は窓側に。お客様には私越しにお庭を見ながら語りを聞いていただく形にしています。今回は平家物語の中に登場する、梶原一族のエピソードをピックアップした演奏会で、演目は「二度魁」「生食」「宇治川先陣」に加えて「坂櫓」を行いました。ページ上部にある音声は「宇治川先陣」の本番音声なのですが、佐々木四郎高綱が横をつっと走りぬいていくところで江ノ電の音が入るというミラクル!この会場ならではの楽しさを体感したひとときでした。
平曲(平家琵琶の伴奏で平家物語を語るもの)はひとつの物語に様々な曲節が組み合わされていて、語り方がくるくる変わります。歴史や古典を知らない私が平家物語を楽しいと思ったのは、音で物語を開いて平曲の楽しさを教えてくださった師匠のおかげ。引き続き師匠と一緒に物語を旅しながら、皆さんを長く旅にお連れできるように練習を重ねます。課題がない日がないですが今日参加してくださった皆さんの温かいお声、とても励みになりました。地域の歴史や文化を残すはたらきかけ、またご一緒に話しましょうね!会場のオーナーさん今日もありがとうございました。
この会場で行われる次の演奏会は6月25日(火)。木曽義仲が登場します。
木曽義仲は振り返る|平家琵琶で聞く平家物語|巻第九「木曽最期」
※神奈川県による神奈川文化プログラムに認証されています
【演目あらすじ】
平家物語巻第九「木曽最期」
追い詰められた木曽義仲。最後まで忠義を尽くす女武者・巴に、義仲は戦場からの離脱を促します。葛藤の末、巴は義仲との別れを決意し、最後の一戦に挑みました。その後、義仲の側にはただ一人今井四郎兼平が残ります。深い絆と交わした約束。義仲を粟津の松原へ向かわせた兼平は、義仲が自害するまでのわずかな時間を稼ぐため、ただ一騎敵に立ち向かうのでした。
【開催概要】終了いたしました
日程:2024年6月25日(火)
時間:11:00~12:00 開場10:40
定員:6名
演目:平家物語巻第九「木曽最期」
タイプ:現代語訳と語り(現代語訳を入れながら平家琵琶の演奏と語り)
料金:2200円(税込)
お支払い:事前決済(予約サイトにてクレジットカード決済)
お申込み期限:2024年6月24日(月)
この演奏会は予約制です。申し訳ございませんが、前日までにお申込みいただいていない場合は、当日会場にお越しいただいてもご入場いただけません。また、演奏の品質とお客様の体験のため開演後のご入場はお断りしています。何卒ご了承ください。
【会場】
Garden & Space くるくる
鎌倉市由比ガ浜2-7-12 江ノ電和田塚駅徒歩3分
江ノ電和田塚からの行き方を写真付きでご紹介します
https://morinorijapan.com/shows/garden-and-space-kurukuru-accece
ガーデン&スペースくるくる
https://kurukuru2014.jimdofree.com/
会場へのアクセス
https://kurukuru2014.jimdofree.com/access/
会場でお会いできるのを楽しみにしています。